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ピアーバレエスタジオ
はじまりの物語

恩師の思いを伝えるために
主宰  李 L華

2013年に産声を上げたピアーバレエスタジオ。
その誕生の背景には、私が恩師と仰ぐ故・吉田光江先生の存在がありました。

9歳から石川みはる先生のもとでバレエを始めた私は、音楽に合わせて踊ることが楽しくて、どんどんバレエが好きになっていきました。もっと上手になりたいという一心で夢中になって練習を重ね、19歳のときにバレエスクールに入学するためイギリスに留学しました。
帰国後、幸運にもバレエを仕事にすることができ、世界でも一流とされる方々と同じ舞台に立つ機会も得ました。

ですが、毎日練習を続けるうちに、これまでの無理なからだの使い方が原因となって筋肉にかかる負担が増え、踊ることがつらく感じられるようになってしまいました。からだとともにこころも苦しくなり、一度バレエから離れようと決め、実家のある札幌に帰ってきました。

ピアーバレエスタジオ

迷いながらお稽古を続けていたときに、当時 Ballet Studio Y を主宰されていた吉田光江先生の作品を踊る機会があり、先生の指導を受けることになりました。レッスンを受けていくなかで、私は踊るときに自分のからだが過度に緊張していたことに気づきました。
余分な力を抜いてからだを使うと、バレエのひとつひとつの動きが伸びやかになって、より綺麗なラインをつくるこができました。同時に、緊張した筋肉がほぐれることで、心も軽やかになっていくのを実感していきました。

先生との出会いは私のバレエ人生の大きな転機となり、私は再び踊る楽しさを感じられるようになりました。
その後、先生の元で学び、Ballet Studio Y の助教として指導にも携わり、バレエ以外にもさまざまなことを先生から教わりました。自分の持っている力を信じること、自分よりも人のことを思いやること、そして今できることに全力で取り組み、最後まであきらめないこと。闘病中だった先生は、それを自らの姿勢で示してくださいました。

ピアーバレエスタジオ

2013年5月、先生は帰らぬ人となりました。
大きな悲しみのなか、踊る楽しさを取り戻すことができた先生の教えを、他の人たちにも伝えたいと考えるようになりました。これまで励まし合いながらともにスタジオの指導に携わってきた今泉やよい先生にご協力いただき、バレエスタジオの主宰者として新しいスタートを切ることを決意しました。

ピアーバレエスタジオの「Pier」は「架け橋」という意味です。
バレエの技術はもちろん、バレエで得られる楽しさや喜び、そして勇気や思いやりの心など先生から教わったたくさんのことを生徒さんへ伝え、踊りを通してこころとこころをつなぐ、そんな架け橋になりたいと思っています。

ピアーバレエスタジオ